気象庁震度階級関連解説表

2009年8月25日

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気象庁 震度と揺れ等の状況(概要)

震度は、地震動の強さの程度を表すもので、震度計を用いて観測しています。

 「気象庁震度階級関連解説表」は、気象庁において改定が行われ、平成21年3月31日から運用が開始されています。

別添の「震度と揺れ等の状況(概要)」は、解説表の概要をまとめたものです。

 

 「気象庁震度階級関連解説表」は、ある震度が観測された場合、その周辺で実際にどのような現象や被害が発生するかを示すものです。この表を使用される際は、以下の点にご注意下さい。

 

1.気象庁が発表する震度は、震度計による観測値であり、この表に記述される現象から決定するものではありません。

 

2.震度が同じであっても、対象となる建物、構造物の状態や地震動の性質によって、被害が異なる場合があります。この表では、ある震度が観測された際に通常発生する現象を記述していますので、これより大きな被害が発生したり、逆に小さな被害にとどまる場合もあります。

 

3.地震動は、地盤や地形に大きく影響されます。震度は、震度計が置かれている地点での観測値ですが、同じ市町村であっても場所によっては震度が異なることがあります。また、震度は通常地表で観測していますが、中高層建物の上層階では一般にこれより揺れが大きくなります。

 

4.大規模な地震では長周期の地震波が発生するため、遠方において比較的低い震度であっても、エレベーターの障害、石油タンクのスロッシングなどの長周期の揺れに特有な現象が発生することがあります。

 

5.この表は、主に近年発生した被害地震の事例から作成したものです。今後、新しい事例が得られたり、構造物の耐震性の向上などで実状と合わなくなった場合には、内容を変更することがあります。

 

 なお、詳細な「気象庁震度階級関連解説表」については、下の「参考サイト」を参考にしてください。(資料:気象庁 震度階級関連解説表)

 

【参考サイト】

気象庁 震度階級関連解説表

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