「南海地震を知る~徳島県の地震・津波碑~」(第17回)-旧旭町南海地震「記念碑」

2009年10月2日

記念碑

第17回は、海部郡牟岐町灘字大牟岐田の児童公園内にある「記念碑」です。

名称:「記念碑」

場所:海海部郡牟岐町灘字大牟岐田児童公園内

建立:昭和24年(1949)10月28日

地震:昭和南海地震(1946.12.21)

 

牟岐町灘字大牟岐田の児童公園内に、昭和南海地震(1946.12.21)の記念碑があります。当初、牟岐町旧旭町にあったものを、昭和南海地震から50周年記念にあたる平成8年(1996)にこの地に移転しています。碑には、「昭和南海地震後、工費95万円、延べ5,720名、10ケ月をかけて後世の災厄に備えるための地盤埋立事業を行った。旧名坊小路を旭町と改称した。」などと刻まれています。また、「大地震の直後には、津波が襲う」と警鐘を鳴らしています。

 

『教訓』

大地震の後には地盤沈下が起き、そこへ津波が来襲するため、被害はさらに大きくなります。この地域は、津波到達時間が短く、地震の揺れが治まり次第,直ちに避難を開始することが必要です。

 

次回も、牟岐町灘の碑を紹介します。

地図

旧旭町南海地震「記念碑」

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