危機管理会議の開催結果について(宮崎県 高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う対応)
危機管理会議
1 日 時:平成23年1月22日(土)13時00分から13時12分
2 場 所:県庁3階特別会議室
3 出席者:政策監,危機管理部長,各部局主管課長 ほか 計22名
4 協議事項
宮崎市内の養鶏農家で高病原性鳥インフルエンザが発生しました。
これを受け,本県では,12月2日の危機管理会議(島根県での高病原性鳥インフルエンザ発生に対応して開催したもの)で確認した対策を,以下のとおり再徹底することといたしました。
⑴ 防疫対策
○ 養鶏関係者への情報提供の実施
○ 飼養する家きんの異常の有無の確認
○ 異常家きんの発見時の早期通報の徹底
○ 野鳥の鶏舎等への侵入防止,農場出入り口での消毒の徹底
○ 発生農場との疫学関連調査の実施
⑵ 鶏肉の状況及び施設での感染防止
○ 宮崎県から本県への生鳥の搬入はない。
○ 食肉衛生検査所を通じ,(社)徳島県獣医師会食鳥検査センターが行う食鳥検査における異常鶏の排除,生鳥検査等の徹底を依頼する。
○ 家禽農場や食鳥処理場の従業員の感染防止策の徹底を依頼する。
○ 鶏肉・鶏卵に対する風評被害対策を行うこと。
⑶ 野鳥対策
○ 野鳥の死亡鳥の監視体制の強化を図ること。
⑷ 学校での対策
○ 県立学校に対し、飼養動物の適切な管理と,児童生徒の野鳥への適切な対応,異常があった場合の早期通報について徹底する。
○ 幼・小・中学校に対しては、各市町村教育委員会を通じて同様の徹底を依頼する。
⑸ 相談窓口の活用
○ 平素から設置している高病原性鳥インフルエンザに係る相談窓口の活用を図る。
(別紙:高病原性鳥インフルエンザにかかる相談窓口)
● 会議の最後に,政策監から以下の指示があった。
【政策監指示事項】
① 今回の宮崎県での発生を踏まえ,危機管理調整費を活用し,消石灰を県内養鶏農家に配布,消毒の徹底を図ること。
② 12月2日の知事出席の危機管理会議で確認した対策(防疫対策・ブロイラーの状況・学校での対策・相談窓口の活用)については,引き続き徹底・実施すること。
③ 県民や市町村等に対し,本県の取組について情報提供を行うこと。
【注意】 鶏卵,鶏肉を食べることにより,鳥インフルエンザウイルスが人に感染することはありませんので,安心してください。
【添付資料】
別紙:高病原性鳥インフルエンザにかかる相談窓口(57.5KBytes)