危機管理会議の開催結果について(福島県内の放射性物質が検出された稲わらを給与した肉用牛の徳島県内における流通が判明した件について)

2011年7月19日

危機管理会議
危機管理会議

 本日、以下のとおり、危機管理会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。

1 日時:平成23年7月19日(火)18:00~18:10
2 場所:県庁3階特別会議室
3 出席者:政策監、危機管理部長、各部局主管課長ほか 計21名
4 会議内容
○ 福島県内の放射性物質が検出された稲わらを給与した肉用牛の徳島県内における流通が判明した件について、保健福祉部から次のとおり報告があった。

 東京都、兵庫県西宮市に出荷された当該牛肉が、徳島県内のスーパーマーケットで販売されていたことが判明した。
 本日、該当する店舗を所管する保健所に指示し立入調査を実施したが、各店舗には在庫がないことを確認した。

○ 最後に、政策監から次のとおり指示があった。

  当該牛肉が本県に流通していたことが判明したことは、誠に残念かつ遺憾である。なお、暫定規制値を超過した牛肉かどうかは未確認であり、厚生労働省も当該牛肉を数回食べたとしても健康への影響があるとは考えられないとしていることから、県民の皆様には冷静な対応をお願いする。

今回の事例を踏まえた今後の対応について、3点指示する。
⑴ 積極的な広報を行うこと。在庫はないとのことだが、家庭に残っている当該牛肉があれば回収の上、放射性セシウム濃度を早急に測定し県民に周知すること。

⑵ 当該牛は600頭を超えていることから、今後、同様の事例が発生した場合は、企画員会議を中心に庁内での情報共有と県民への情報提供を当分の間、毎日定期的に行うこと。

⑶ 台風接近中の対応となるが、検査体制の充実等、これまでの会議での指示事項について、各部局で早急に検討し、しっかり対応すること。

 以 上

 

【添付資料】

福島県の特定の農家から出荷された牛の肉の調査概要(99.1KBytes)

お問い合わせ

危機管理政策課
危機管理担当
電話:088-621-2708
ファクシミリ:088-621-2987