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報告:足湯ボランティアは豊かな関係を創る

平成21年度防災とボランティア週間企画 災害ボランティア講座を開催しました。

講師:被災地NGO協働センター代表 村井雅清氏
日時:平成22年1月24日(日)午後1時30分~午後4時
場所:県立防災センター 視聴覚室
内容:講義「被災地における足湯活動の役割と効果」および足湯体験実習


「足湯」とは、みなさんご存知のとおり、足だけ入浴することです。
この「足湯」が被災地で注目されていることをご存知でしょうか?
阪神・淡路大震災被災者のために鍼灸師が始めた足湯マッサージが好評だったことをきっかけに、その後の災害でも「足湯」が被災者を癒す活動として取り入れられるようになりました。
一般のボランティアにはマッサージはできないのですが、お湯に足を浸けてもらい軽く手をもみほぐしながらお話を聴くことによって、被災者の方々はゆったりした気分になって、震災での辛かった想いに加えてこれまでの生活や人生をつぶやかれます。その「つぶやき」から、被災地の歴史や伝統、文化そして暮らしが見えてきます。そこには、復興へのヒントが隠されていることもあります。「つぶやき」を分析し、課題を抽出し、提言していくことで、問題解決を目指すのが足湯ボランティア活動です。

足湯の効果
血液の循環がよくなり、睡眠を促進する。
不安や緊張を緩和し、自己表現を促進したり、リラグゼーションの効果がある。
苦痛が和らぎ、これまでの人生を認めるきっかけとなり、今後への第一歩となる。

足湯体験実習
被災者役とボランティア役にわかれて足湯を体験しました。
足湯の順序は以下のとおりです。
1.笑顔で挨拶する。
2.コップ1杯の水を飲んでもらう。
3.桶にくるぶしが浸かる程度のお湯に足を浸けてもらう。
4.手を揉みほぐしながら会話する。
初めは知らない人に足を見せることに抵抗を感じて遠慮がちだった受講者のみなさんでしたが、体験するうちに「お湯は熱めがいいな」とリクエストしたり、ボランティア役の人との会話で盛り上がったりと、和やかな表情で足湯を楽しんでいました。

受講者の感想
すごく気持ちよくてリラックスできた。
地域での取組の参考になった。近所の方に伝えたい。


 被災地に災害ボランティアセンターが開設されても、被災者からの依頼が集まらないことがあります。決してボランティアのお手伝いが必要ないわけではなく、「助けて」と言うことに慣れていない被災者たちは、自分からボランティア派遣を依頼できないのです。
 「足湯」というツールを使って被災者とふれあい、「つぶやき」を聴くことで、声にできない「助けて」を集めることができるかもしれませんね。
2010年2月4日 15時32分
お問い合わせ先
危機管理部 南海地震防災課
防災センター・啓発担当

TEL:088-683-2100
FAX:088-683-2002
E-Mail:bousaice@mail.pref.tokushima.lg.jp

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