【H28.11.30】医療機関におけるノロウイルスの院内感染予防対策の徹底について
2016年12月2日
感染性胃腸炎については,例年,12月中旬にピークになる傾向であり,特にノロウイルスによる感染性胃腸炎に注意が必要になるため,「感染性胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの感染予防対策の啓発について」(平成28年11月22日付け厚生労働省健康局結核感染症課,医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全部監視安全課事務連絡)により,感染予防対策の啓発について通知されています。
医療機関において,「医療機関等における院内感染対策について」(平成26年12月19日付け医政地発1219第1号厚生労働省医政局地域医療計画課長通知)等を参考に,更なる手洗いの徹底や,糞便・吐物の適切な処理等の感染予防対策について重ねて徹底をお願いしてきたところですが,院内感染によるノロウイルスの集団感染を疑う場合や,院内感染との因果関係が否定できない死亡事例が発生した場合は,速やかに管轄保健所に報告し,迅速な対応に当たっての助言等を受けるようお願いします。
(参考)
○ノロウイルス検出状況2016/17シーズン(国立感染症研究所)
○ノロウイルスに関するQ&A(最終改定:平成28年11月18日)
○感染性胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの感染予防対策の啓発について
(平成28年11月22日付け厚生労働省健康局結核感染症課,医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全部監視安全課事務連絡)
(参考)【事務連絡】161122感染性胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの感染予防対策の啓発について.pdf(103KBytes)