徳島県地域医療再生計画について

2013年9月30日

徳島県では、国からの交付金を活用し、地域における医療課題を解決するため、「徳島県地域医療再生計画」を策定し、医療機能の強化や医師の確保等に取り組んでいます。

 

徳島県地域医療再生計画とは

平成21年度に、徳島市を中心とする「東部I医療圏」、三好市及び東みよし町からなる「西部II医療圏」を対象とした、「徳島県地域医療再生計画」を策定し、地域における医療課題を解決するための施策を実施しています。

これまで、「東部I医療圏」においては、「地域医療再生創造拠点」の整備を目指し、県立中央病院と徳島大学病院が進めている「総合メディカルゾーン構想」を核として、ドクターヘリ導入に伴う救急搬送体制の強化や周産期・医療機能の充実に取り組んでいます。

また、「西部II医療圏」では、西部公立3病院の連携・協力体制を進め、救急医療を中心とした「地域完結型医療提供体制」の確立を図るため、県立三好病院の改築や三好市・山城地区における無医地区出張診療所の整備などを着実かつ計画的に推進しています。

平成23年度に新たに策定した計画は、「3次医療圏」である県下全域を対象とし、医療提供体制の課題解決を図るものであり、「総合メディカルゾーン本部」において、医師の養成・確保を始め、救急医療体制の整備、高度先端医療の確保などに取り組んでいます。

「総合メディカルゾーン本部」の機能と効果を県下の各圏域に波及させるため、県立海部病院を「メディカルゾーン南部センター」に、県立三好病院を「西部センター」に位置づけることにより、「県南部」では、三連動地震など、大規模災害が発生した場合でも、必要な医療が提供できるよう、災害時の医療提供体制機能の維持・強化を、「県西部」では、地域完結型の医療提供体制が構築できるよう、公立3病院などの一層の連携強化を図っています。

さらには、在宅医療環境の充実を図るため、地域のニーズに合った質の高いサービスが提供できる多機能型訪問看護ステーションの設置や、がん、脳卒中、急 性心筋梗塞、糖尿病の4疾病における地域医療連携など、ハード事業とソフト事業を組み合わせた「総合的な施策」を実施しています。

 この度(平成25年8月)策定した「第3次徳島県地域医療再生計画」では、これまでの計画の成果を検証しつつ、地域医療の再生をより確かなものとするため、県下全域における医療提供体制の構築に向けた「医療従事者の養成・確保」、患者やその家族の方が、住み慣れた地域で安心して暮らしていくための「在宅医療環境の充実」、災害拠点病院の津波浸水対策をはじめ、南海トラフ巨大地震の発生に備えた「災害医療体制の強化」を3本柱として、重点的に取り組みます。 

 

 徳島県地域医療再生計画(東部I・西部II医療圏)・・・平成22年1月策定

□計画期間

平成21年度から平成25年度

 

□対象地域

 2次医療圏(東部・西部)

 

 【添付資料】

  徳島県地域医療再生計画【東部I・西部II医療圏】(概要).pdf(2.76MBytes)

  徳島県地域医療再生計画【東部I・西部II医療圏】(本文).pdf(507KBytes)

 

 徳島県地域医療再生計画(2次計画:県下全域)・・・平成23年12月策定

□計画期間

平成23年度から平成25年度

 

□対象地域

3次医療圏(県下全域)

 

【添付資料】

 徳島県地域医療再生計画【2次計画】(概要).pdf(2.28MBytes)

 徳島県地域医療再生計画【2次計画】(本文).pdf(8.54MBytes) 

 

 

 徳島県地域医療再生計画(3次計画:県下全域)・・・平成25年8月策定

 

□計画期間

平成25年度開始

 

□対象地域

3次医療圏(県下全域)

 

 【添付資料】

 徳島県地域医療再生計画【3次計画】(概要).pdf(1.28MBytes)

  徳島県地域医療再生計画【3次計画】(本文).pdf(1.89MBytes) 

 

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医療政策課
医療戦略推進室
電話:088-621-2186