平成23年度 臓器移植普及推進月間について

2011年9月30日

臓器移植とは、重い病気や事故などにより臓器の機能が低下し、移植でしか治療ができない方に、死後に臓器を提供してもいいという方や家族などの生きている方から臓器を移植し、機能を回復させる医療です。


日本で臓器の移植希望登録をしている人は、およそ13,000人いますが、臓器の提供が少なく、移植を受けられる方は年間およそ300人で、多くの方が移植を待ちながら亡くなられています。

法律が改正され本人意思が不明の時は家族の同意で提供できるようになり、15歳未満の子どもも提供可能になりましたが、今後、臓器移植の一層の定着・推進を図るためには、より多くの方々に移植医療に関する理解を深めていただき、臓器提供に関する意思表示をしていただくこと等が不可欠です。


臓器提供の意思は、インターネットで意思登録をするか意思表示カード・シール、被保険者証や運転免許証の意思表示欄などで示すことができます。意思表示カードはコンビニなどに設置しており、県においても様々な機会を捉えて配布しているところです。


10月は「臓器移植推進月間」であり、様々なイベントを行いますので、県民の皆様方におかれましても、この機会を通じまして、臓器移植について考えていただきたいと思います。


【参考サイト】

臓器移植について(厚生労働省)

(社)日本臓器移植ネットワーク

10/10 公開シンポジウム「いのちの贈りもの」

臓器移植推進月間について

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