危機管理連絡会議の開催結果について(令和4年8月4日)
以下のとおり,危機管理連絡会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。
1 日 時:令和4年8月4日(木)18:30~18:45
2 場 所:万代庁舎3階 特別会議室
3 出 席 者:危機管理環境部副部長,各部局主管副課長など計20名
4 協議概要:県内における「死亡野生いのしし」の「豚熱(CSF)」感染確認について
(県内2例目)
■畜産振興課からの説明
・本日,県内で2例目となる「死亡野生いのしし」の豚熱感染が確認された。
・「死亡野生いのしし」は佐那河内村において,本日午前に発見されたものであり,
徳島家畜保健衛生所の検査により豚熱の感染が確認された。
・今回の陽性確認を受け,直ちに発見場所の消毒を行い,
新たに「感染確認区域」を設定し,感染確認区域における野生いのししの捕獲の強化,
捕獲後の持ち出し制限,検査体制の強化に努めるとともに,
養豚場における「発生予防対策の徹底」について,
県内養豚関係者に対して衛生対策の再徹底を指示した。
・県内1例目の確認時に設置した「相談窓口」の周知及び
更なる情報提供を行っていく。
■安全衛生課からの説明
・県内「と畜場」に対し,搬入農家の確認を徹底し,
と畜場内での清掃・消毒等を厳重に行うことで交差汚染防止を図り,
万が一,異常豚が確認された場合は,直ちに通報するよう,
食肉衛生検査所を通じて指導を行っている。
・食肉衛生検査所の対応として,と畜時における異常の有無の確認を徹底し,
異常が認められた場合には,農林水産部と連携し対処していく。
・県ホームページ等で,食肉の安全性を周知し,風評被害の防止に努める。
■危機管理環境部副部長から次のとおり各部局に指示
・今回の発見地点を中心とした「半径10km」の「感染確認区域」を新たに設定し,
「野生いのししの捕獲強化」や「捕獲後の持ち出し制限」など,対応を徹底すること。
・県内養豚場での「豚熱」発生を防止するため,
「消毒」や「野生動物侵入防止対策」などの衛生管理や
食肉処理施設など「関連施設」における「交差汚染防止対策」や「食肉の衛生検査」
などについて,再度の徹底を行うこと。
・先月25日に設置した「相談窓口」について,改めて周知を行い,
豚熱は人には感染しないことや,仮に食べたとしても,
人には影響ないという「豚肉・いのしし肉」の安全性に関する,
正確な情報提供を行うこと。
・「死亡野生いのしし」を発見した際の対応について,
県民の皆様にご協力いただくようお願いすること。
・「豚熱」のまん延防止に向け,本県の畜産業を守るため,
職員一同,一丸となって,全力であたって欲しい。
開催結果(R4.8.4危機管理連絡会議).pdf(96KB)