危機管理会議(北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について)の開催結果について(令和4年10月4日)

2022年10月4日

  以下のとおり,危機管理会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。

 

 1 日  時:令和4年10月4日(火) 午前9時20分から午前9時25分まで
 2 場  所:県庁3階 特別会議室
 3 出 席 者:知事,副知事,政策監,政策監補,警察本部長,各部局長など 計19名
 4 協議概要:北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について

 

 ■危機管理環境部からの報告
 ・北朝鮮による弾道ミサイルの発射について説明。
 ・北朝鮮が,弾道ミサイルを発射し,北海道から青森県にかけての我が国上空を,
  午前7時29分頃通過し,既に太平洋の排他的経済水域外に落下したものと推定される。
 ・政府においては,
  ・情報収集・分析に全力を挙げ,国民に対して,迅速・的確な情報提供を行うこと
  ・航空機,船舶等の安全確認を徹底すること
  ・不測の事態に備え,万全の態勢をとること
  について,岸田総理から指示がなされるとともに,不審な物を発見した場合は,
  決して近寄らず,直ちに警察,消防又は海上保安庁に連絡することを呼びかけている。
 ・本県における対応として,直ちに,情報収集体制を構築し,
  市町村等への情報提供を実施した。
 ・青森県,東京都大島町等にJアラートが発動されているが,本県においては,
  Jアラート,エムネットともに発動されておらず,北海道及び東北沖などへの
  本県出漁漁船については,安全が確認されている状況である。
 ・午前7時40分時点で,「モニタリングポストによる放射線量(空間放射線量率)」の
  測定結果は,通常の範囲であり,発射前から変化なく,本県の大気環境には
  現在のところ影響は発生していない。
 ・引き続き,情報収集を続けるとともに,市町村はじめ関係機関等への
  情報提供に万全を期して参る。

 

 ■知事から次のとおり指示
 ・国際社会がたび重なる自制を求めてきたが,そうした声を一顧だにせず,
  弾道ミサイルを発射した。
 ・今回の場合は,日本領土の上空を越えて太平洋に落下したことから,
  今までとは危機レベルが格段に違う。
 ・今回の発射を受け,岸田総理からは,特に国民の安全・安心の確保に万全を期すため,
  ・国民に対して,迅速・的確な情報提供
  ・航空機,船舶等の安全確認の徹底
  ・不測の事態に備えた万全の体制をとること
  について,指示があったところ。
 ・我々としても,県民の皆様へ注意喚起する必要があり,以下の3点を指示。
  1 市町村と連携し,緊急時の県民への情報伝達体制に万全を期すこと。
  2 万が一の事態に備え,落下物への対処など必要な手順について,
    改めて,関係者や県民への周知を図ること。
  3 各部局においては,引き続き,危機管理環境部に情報を集約するとともに,
    しっかりと危機管理体制を維持し,警戒を行うこと。

危機管理会議 開催結果(R4.10.4).pdf(103KB)          危機管理会議 会議資料(R4.10.4).pdf(238KB)

 

お問い合わせ

危機管理政策課
電話:088-621-2711