以下のとおり，危機管理会議を開催いたしましたので，お知らせいたします。

 
１ 日時：令和３年７月３１日（土）午後８時から午後８時１０分まで
２ 場所：万代庁舎３階特別会議室
３ 出席者：危機管理環境部長，危機管理環境部次長，各部局主管課長など計２１名
４ 協議概要：兵庫県（淡路市）における野生いのししの豚熱（CSF）の感染確認について

　
■畜産振興課から説明。
・本日，兵庫県淡路市において，７月２９日に発見された「死亡野生いのしし」１頭に
　ついて，豚熱の感染が確認された。
・兵庫県東部においてはこれまでも感染が確認されていたが，兵庫県淡路市における
　感染は今回が初めてである。
・兵庫県内養豚場での発生はなく，県内養豚場への飼育豚の移動はなし。

　
■安全衛生課から説明。
・兵庫県養豚場から県内と畜場への搬入状況や食肉衛生検査所や保健所等の対応について説明。
・兵庫県養豚場におけると畜検査では異常は確認されていない。
　

■危機管理環境部長から，次のとおり各部局に指示。
・県内養豚農家をはじめとする関係者に対して，速やかに情報提供し，
　「消毒」や「野生動物対策」など，養豚場における
　「飼養衛生管理・侵入防止対策」を強化・徹底するとともに，
　感染した「野生いのしし」が海を渡って，本県へ侵入することも想定し，
　特に本県東部の「野生いのしし」の監視強化を図ること。
・兵庫県から本県食肉処理場へ「飼育豚」が出荷搬入されていることから，
　これまで以上に食肉処理場における「運搬車両の消毒」や「出荷豚の健康観察」，
　「交差汚染防止対策」を徹底するとともに，食肉の安全性に関し，
　ホームページ等を通じて，県民の皆様に，正しい情報をお知らせすること。
・万一の県内発生に備え，「動員体制」や「家畜防疫支援協定締結団体との
　緊急連絡体制」，「農場での防疫措置の手順」など，防疫体制を改めて確認すること。

開催結果.pdf(78KB)

会議資料.pdf(290KB)