危機管理会議の開催結果について(令和2年1月30日)

2020年1月30日

以下のとおり、危機管理会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。

 

1 日 時:令和2年1月30日(木)12:30~12:45

 

2 場 所:県庁3階 特別会議室

 

3 出席者:知事、政策監、危機管理部長、各部局主管課長など計19名

 

4 協議概要:
「新型コロナウイルス関連肺炎」について

 

 ■保健福祉部から以下の項目について説明
・患者の最新の発生状況、国の対応状況等について説明。1月28日に新型コロナウイル ス関連肺炎が、閣議決定により感染症法上の「指定感染症」に指定されたが、この法律は 2月7日より施行。国においては、新たな対応として「健康フォローアップセンター」を 設立し、中国便搭乗者の武漢市の滞在歴等をより詳細に把握。
・県では、これまで実施した感染症予防対策の情報提供や注意喚起、医療体制等を継続するほか、県内各6保健所、感染症・疾病対策室に開設中の相談窓口を、本日から24時間体制で運用。

 

■危機管理部から以下の項目について説明 

・本日、全国知事会において政府の「新型コロナウイルス感染症対策本部」設置を受け、「新型コロナウイルス緊急対策会議」を設置。

 

■知事から次のとおり指示
・平成15年にSARSが流行した際、患者の行動歴の把握が後追いでの対策となった。このような過去の経験を踏まえ、常にアンテナを高くし、速やかに対策を講じていくこと。
・水際対策として、徳島阿波おどり空港では香港からの季節定期便が就航しており、サーモグラフィーによる発熱検査を実施しているが、無症状であっても菌を保有、移す場合があるため、乗客から症状を訴える声があれば速やかに対応できるよう対策を講じること。
・県内においても、指定2類感染症の対応を行うよう、関係の医療機関、保健所等との連携を緊密にとること。また、県内各6保健所において、24時間体制の相談窓口を設けているが、緊急時の窓口としてフリーダイヤル等を設け、県民等に対し周知徹底をすること。
・予防対策として、手洗い、うがいの徹底やマスクの着用等、インフルエンザと同様の対応について周知すること。
・万が一、県内で患者が発生したら、直ちに危機管理対策本部を設置することとなるため、速やかに情報連携が確実にとれる体制をとること。
                                                                                    
以 上 

 

開催結果(資料提供).pdf(96KB) 会議資料.pdf(372KB)

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危機管理政策課
電話:088-621-2280