徳島県国土強靭化地域計画推進会議の開催について(「とくしま-0(ゼロ)作戦」地震対策行動計画の見直し等)
徳島県では、平成28年熊本地震を受け、平成28年3月に策定した「とくしま-0(ゼロ)作戦」地震対策行動計画(後期計画)の見直しを進めておりましたが、このたび、徳島県国土強靭化地域計画推進会議を開催し、計画見直しの決定と、その内容の確認、今後の対応策等について検討を行いました。
また、「徳島県国土強靭化地域計画」及び「とくしまー0作戦」地震対策行動計画(平成23年度~平成27年度)の進捗状況についても確認を行いました。
○日 時 平成29年3月17日(金) 13時30分~
○場 所 徳島県庁4階 405会議室
○議 題 1 「とくしま-0作戦」地震対策行動計画
(平成23年度~平成27年度 集中取組期間)の平成27年度末進捗状況について
2 徳島県国土強靭化地域計画の平成27年度末進捗状況について
3 「とくしま-0作戦」地震対策行動計画(後期計画)の見直しについて
○出 席 者 政策監、危機管理部長、各部局副部局長等
○議事概要 事務局から平成27年度の進捗状況と、今回の「見直し」内容について説明があったのち、
各部局から事業内容等の説明があり、それを受けて、政策監から以下の3点の指示がありました。
1 地震対策行動計画について
昨年の熊本地震においては、
「避難所の安全確保」や仮設トイレの「衛生環境の悪化」など、
様々な課題が浮き彫りとなった。
また、現時点でも災害関連死が増加していることなどから、
改めて「助かった命をつなぐ対策」に、しっかりと取り組み、
「震災時の死者ゼロ」を目指すこと。
2 国土強靱化地域計画について
強靱化の上位計画である「国土強靱化地域計画」に基づき、
各種施策の確実な工程管理を行い、
「致命的な被害を負わない強さ」と「速やかに回復するしなやかさ」
を持った安全で安心な地域社会づくりを着実に推進すること。
3 予算の確保や国への提言
今年3月末に、中央構造線・活断層地震の「震度分布図」を、
また、8月末までに、「被害想定」を策定、公表する予定としており、
この結果も踏まえ、必要な施策を両計画に盛り込むとともに、
着実な推進、一層の加速を図るため必要な予算の確保に務めること。
また、広域かつ甚大な被害が想定される「南海トラフ巨大地震」や
「活断層地震」の対策については、常にアンテナを高く情報収集に努め、
各種知事会などとも連携し、国にしっかりと提言を行うこと。
◆徳島県国土強靭化計画推進会議資料
◆「とくしま-0(ゼロ)作戦」地震対策行動計画の見直し(平成29年度改訂版)については、こちらからご覧下さい。