「徳島県航空運用調整班活動計画」の策定について
2016年12月21日
大規模災害発生時においては、一刻を争う人命救助に向け、ヘリ等の機動性を活かし、自衛隊、警察、消防等の関係機関が、限られた時間の中で活動を展開する必要があり、連携の強化が重要です。
一方、これまでの大規模災害時において、「指揮命令系統」が異なることや地上で救助活動に当たる関係機関からの情報が共有されず、「出動場所の重複」や「空白地帯の発生」など、運用面においての課題が度々、指摘されています。
そこで、この度、徳島県では、こうしたことを繰り返さないため、ヘリを保有する機関等で構成する「航空運用調整班」を設け、発災後、直ちに、関係機関との調整が必要となる具体的な任務などを盛り込んだ「徳島県航空運用調整班活動計画」を策定しました。
今後は、訓練等での検証を重ね、不断の見直しを行い、切迫する南海トラフ巨大地震などの大規模災害時に備えて参ります。
○「徳島県航空運用調整班活動計画」の概要
徳島県航空運用調整班活動計画の概要.pdf(276KBytes)
○「徳島県航空運用調整班活動計画」