高病原性鳥インフルエンザについて

2016年12月1日

高病原性鳥インフルエンザとは
   2003年暮れから2004年にかけて、79年ぶりに日本で高病原性鳥インフルエンザが発生し、鶏肉や卵から人に感染するのではないかとの不安から、社会的にも経済的にも大きな問題となりました。
   鳥インフルエンザは、鳥の病気で、このうち、鶏などに強い病原性を示すものを「高病原性鳥インフルエンザ」と呼んでおり、人に対する病原性から決められた呼び方ではありません。


鶏肉、卵の安全性について

   鳥インフルエンザに感染した鶏肉・卵を食べたとしても感染することはありません。
   外国で人が感染した例は、病気の鶏と密接に接触し病気の鶏の羽や粉末状になった糞を吸い込んだため、呼吸器から大量のウイルスが入り込み、たまたま感染したものと考えられています。万が一、食品に鳥インフルエンザウイルスがついていたとしても、現在のところ、次の2つの理由から、鶏肉や鶏卵を食べることによって人が感染することは考えられないと食品安全委員会は報告しています。
  (1) 鳥インフルエンザウイルスは酸に弱く、胃酸で不活化(感染力がなくなる)されること。
  (2) 鳥インフルエンザウイルスは、通常の調理温度(70℃以上)で容易に死滅するので、加熱すれば安全であること。
   なお、鶏の殺処分や鶏卵の移動を制限するのは、あくまでも鶏への鳥インフルエンザのまん延を防ぐために行われるものです。

 

人への感染について
   鶏肉や卵など、食品から鳥インフルエンザが人に感染した例は、世界でも報告されていません。
   また、日本では、この病気にかかった鶏などは徹底的に処分されており、通常の生活で病気の鶏と接触したり、糞を吸い込むようなことはあまりないことから、鳥インフルエンザに感染する可能性はきわめて低いと考えられます。
   しかし、世界保健機関は、現在(2012年3月26日)までに、インドネシア、ベトナム、タイなどで、鳥インフルエンザ(H5N1型)にかかったことが確認された例として、598例(内352例死亡)を報告しています。これは、病気の鶏と密接に接触した人の呼吸器を通じウイルスが人の細胞に入り込み、ごくまれに感染したものと考えられています。
   鳥インフルエンザウイルスは、人へは容易に感染しないと考えられていますが、鳥や豚の体内で新しい種類のウイルスに生まれ変わる可能性も指摘されており、人から人へ感染する「新型インフルエンザ」の出現を警戒するとともに、徳島県においても「徳島県新型インフルエンザ対策行動計画」が策定されています。なお、「徳島県新型インフルエンザ対策行動計画」については、徳島県庁のホームページをご覧下さい。

 

徳島県の防疫対策
   徳島県では、県内養鶏場における高病原性鳥インフルエンザの発生の有無を確認するためのモニタリング検査として、毎月1回、県下6か所の養鶏場で抗体検査とウイルスの分離検査を実施しているほか、サーベイランス検査として、100羽以上の採卵鶏農家全戸について、抗体検査を実施しています。
   また、県では、県内の養鶏関係者の協力のもと、本病の発生を防止するため、鶏舎の消毒の徹底、野鳥の侵入の防止及び飲水の消毒などの対策を推進しています。
   万一、県内、隣接県に高病原性鳥インフルエンザが発生した場合、迅速かつ的確な防疫活動が行えるよう、その指針となる「徳島県高病原性鳥インフルエンザ防疫マニュアル」を整備するとともに、防疫演習の実施や防疫資材の備蓄を行っています。
   このように、養鶏場での平常時からの発生予防と緊急時の拡大を防止する体制を整備するとともに、発生養鶏場の関係者や、防疫作業に従事する人への感染防止のためのマニュアルも整備しています。

 

モニタリング検査

   あらかじめ検査対象の養鶏農家やその戸数を定め、定期的に行う検査のことです。
   本県の場合、県内に支所を含め4カ所ある家畜保健衛生所において、その管内ごとに1~2カ所の養鶏農家を定めて、月に一回の検査を実施しています。


サーベイランス検査

   特定の農場で定期的に検査を行うのではなく、多数の農場について広く検査を行います。県内の採卵鶏農場及び種鶏場の全戸を対象に、少なくとも年に1回検査を実施しています。

 

鳥インフルエンザについての詳しい情報は、次のURLでご覧いただけます。

[食品安全委員会]
鳥インフルエンザについて


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メールマガジン([読み物版][臨時号])
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[農林水産省]
新潟県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/161129.html

青森県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/161128_25.html

[消費者庁]
鳥インフルエンザに関する情報について
 http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_161129_01.htmlい

 

 

お問い合わせ

県民くらし安全局安全衛生課
電話:088-621-2721