添加物について

2015年7月1日

添加物とは
   添加物とは、食品を作ったり、保存したりするために一定の目的をもって、意図的に使われるものです。食品衛生法では、添加物を「食品の製造の過程において又は食品の加工もしくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するものをいう。」と定義づけています。

 

添加物の歴史
   豆腐を作るのに「にがり」が使われたり、コンニャクを作るときに「消石灰」が使われたりしてきました。この豆腐やコンニャクは中国から伝えられて1000年以上経っているといわれています。
   この「にがり」や「消石灰」は添加物であり、豆腐やコンニャクを作るときにどうしても欠かせないものとして現在も使われています。添加物にはそれだけ長い歴史があると考えられます。

   食品の製造・加工に必要な添加物豆腐を作るときに使用される「にがり」、中華麺を作るときに使用される「かんすい」、クッキーやケーキを作るときに使用される「ベーキングパウダー」などがあります。
   これらの多くは使用基準で分解・除去が義務づけられており、食品自体には残っていないものについては、表示されていないことがほとんどです。

 

<参考>厚生労働省ホームページ 食品添加物

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/ 

 

<参考>一般財団法人 日本食品添加物協会ホームページ

https://www.jafaa.or.jp/tenkabutsu01/

お問い合わせ

消費者くらし安全局安全衛生課
電話:088-621-2110