大雪(平成26年12月5日~)に関する被害の状況等について(第10報)
大雪(平成26年12月5日~)に関する被害の状況等について(第10報)
(平成26年12月10日16時現在)
[下線部分:第9報からの追加・変更箇所]
1 気象警報等
・【発表】三好市、東みよし町に大雪注意報
・【解除】12月6日11:18 大雪注意報解除
・【発表】12月7日 4:00 なだれ注意報
吉野川市、美馬市(脇・美馬・穴吹)、美馬市(木屋平)、三好市、上勝町、神山町、
那賀町、つるぎ町(半田・貞光)、つるぎ町(一宇)、東みよし町
2 県の体制
・12月5日13時00分【設置】徳島県災害対策連絡本部(本部長:南海地震防災課長)
・県の動員体制(12月10日)
○西部県民局から市町への情報伝達職員派遣状況
三好市へ1名、つるぎ町へ1名、東みよし町へ1名派遣。
○除雪作業職員の派遣状況
西部県民局の職員等5名を派遣。これに加えて鳥取県職員3名と共同で除雪作業に従事。
また、鳥取県職員2名が、連絡調整、助言業務に従事。
○県道の復旧対応
西部県民局職員41名で対応。
・県からの物資支援
大雪に伴う孤立集落への対応として、資機材、食糧を提供。
提供資機材等内訳:発電機7台、ガソリン缶35缶、コードリール11台、灯油(18L)70缶
水(2L)120本、焼き鳥缶300個、アルファ化米2000食
バランス栄養食品480食、チェーンソー4台、凍結防止剤200袋
・自衛隊の派遣状況
12月 6日 つるぎ町、東みよし町における集落の孤立化解消(町道の除雪、倒木処理など)
のため、陸上自衛隊第14旅団司令部に災害派遣を要請し、14時に災害派遣が
決定。
12月 6日16:00 東みよし町・つるぎ町に自衛隊員到着
その後、16時50分隊員28名到着、18時00分30名善通寺出発
12月 7日 6:00 東みよし町で活動開始
7:00 つるぎ町で活動開始
10:00 合流地点で自衛隊110名で作業
11:10 三好市も活動範囲に加えることを決定
15:00 三好市で自衛隊35名が活動開始
12月 8日 6:00 自衛隊が行動開始(活動予定人員168名)
到着次第つるぎ町、東みよし町、三好市で活動開始
12月 9日 6:00 自衛隊が活動開始(つるぎ町、東みよし町、三好市)
(活動予定人員196名)
12月10日 6:00 自衛隊が活動開始(つるぎ町、東みよし町、三好市)
(活動予定人員約340名 午前中にヘリコプター等増強し、約400名)
・医療救護・保健衛生チームの派遣状況(12月10日)
三好市、つるぎ町、東みよし町へ31名を派遣。
(医師4名、看護師9名、保健師9名(県・市町)、連絡調整員9名)
3 市町村の体制
・12月6日 14:50 【設置】東みよし町(第2次非常体制)
・12月6日 17:30 【設置】三好市(災害対策本部)
・12月7日 6:00 【設置】つるぎ町(第2次非常体制)
4 人的被害
・12月6日 11:12 吉野川市 心肺停止状態 2名
ヘリによる救助活動は天候不良により15時打ち切り、地上隊により搬送
12月6日 18:34 阿波病院に収容
12月6日 19:05 2名の死亡を発表
・12月8日 つるぎ町半田長野地区 98歳 女性 1名
自宅内で倒れている(心肺停止状態)を発見。
高知県消防防災ヘリにより、ホウエツ病院に要救助者を搬送、死亡確認
(今回の大雪との因果関係は不明)
5 非住家被害
・非住家被害 1棟(三好市、積雪による屋根倒壊)
6 避難状況
・自主避難 1世帯1名(三好市)
7 孤立集落
なし
・三好市[池田町:漆川、影野 東祖谷:深渕] 孤立解消 (※ 12/7 16:00時点 521世帯984名)
8 道路規制情報
・別紙1「道路通行規制状況」のとおり
・国道192号は通行規制は12月6日7:30解除
※国道192号では緊急車両の通行を確保するため、改正災害対策基本法の規定に基づく区間
指定が行われました。
また、立ち往生した車両用に徳島県石油商業組合を通じ丸善商事池田給油所から軽油20L
×14缶ガソリン20L×2缶の提供をしました。
9 農林水産関係被害
○農業用施設等
別紙2「農林水産業被害状況」のとおり
10 ライフライン等
○四国電力(株)
209戸(三好市141戸、つるぎ町3戸、東みよし町65戸)
【※ 12月6日9:00時点 3,372戸】
11 臨時休校
なし
なお、「7 孤立集落」、「10 ライフライン等」における※印は、H26.12.5以降の最大値を表示している。
被害状況等について(第10報)261210.pdf(974KBytes)