【会議結果】島根県の野鳥から鳥インフルエンザ検出を受けて
以下のとおり、危機管理連絡会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。
1 日 時:平成26年11月14日(金)11:30~11:40
2 場 所:県庁4階405会議室
3 出席者:危機管理部次長、各部局主管課副課長ほか 計17名
4 協議概要
島根県の野鳥(コハクチョウ)のふんから高病原性鳥インフルエンザウイルス
(H5N8亜型)が検出されたことを受けた本県の対応について
■ 県民環境部から、本事案の経緯等について、次のとおり説明を行った。
・ 野鳥監視の全国対応レベルは、既にレベル2に強化されており、本県においても
監視強化を行っていること。
・ 既に市町村等との担当者会議を開催し、連絡体制や搬送体制について確認するとともに、
県ホームページによる県民への周知・広報、野鳥の会、猟友会の協力のもと、野鳥監視を
行っていること。
■ 農林水産部から、本県養鶏農家の防疫体制等について、次のとおり説明を行った。
・ 10月30日に、防疫演習を実施し、万一、県内養鶏農家において鳥インフルエンザが発生
した場合の対応手順を確認したこと。
・ 本日、家畜保健衛生所に連絡し、異常家きんの早期発見、農場出入り口の消毒の徹底等
について、全養鶏農家への周知を指示したこと。
・ 既に、養鶏協会を通じ、全養鶏農家等へ消毒剤の配布を行っていること。
・ 来週早々にも養鶏関係者を集め会議を開催し、本事案に係る説明の上、防疫対応の更なる
強化を図ること。
■ 最後に、危機管理部から、次のとおり各部局に指示した。
【次長指示事項】
・ 韓国では、高病原性鳥インフルエンザにより、1千万羽以上の殺処分が行われている。
渡り鳥によるウイルスを持ち込ませないことは困難なことから、いかに早期に発見し、
封じ込めるかが重要である。そのため、次の4点を指示する。
① 正確な情報を把握し、適切な対応を行うこと。
② 死亡野鳥の取扱いや発見時の連絡先等について、県民の皆様への正確な広報を行うこと。
③ 養鶏農家における早期発見や届け出、飼育衛生管理基準の遵守、消毒の徹底、野鳥等の
進入防止対策、防疫措置体制を徹底すること。
④ 万一、本県養鶏農家において、「高病原性鳥インフルエンザ」が発生した場合に備え、
全部局において、緊急連絡体制、動員体制の再確認を行うこと。
以 上
【別添】危機管理連絡会議配付資料
会議資料.pdf(181KBytes)連絡会議開催結果.pdf(116KBytes)