危機管理連絡会議の開催結果について(熊本県における高病原性鳥インフルエンザ疑い事例の発生について)
以下のとおり、危機管理連絡会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。
1 日 時:平成26年4月13日(日)14:00~14:15
2 場 所:県庁4階405会議室
3 出席者:危機管理部長、危機管理部副部長、危機管理政策課長、
各部局主管課副課長ほか 計19名
4 協議概要
熊本県における高病原性鳥インフルエンザ疑い事例の発生について
■ 農林水産部から、以下の点について説明を行った。
・ 熊本県球磨郡における発生農場の概要
・ 本事案の確認に至るまでの経緯
・ 国・熊本県における今後の対応(殺処分及び焼埋却、移動制限区域・搬出制限区域の設定、
移動制限区域内の農場の発生状況確認検査の実施など)
・ 本県でも、本日11時30分から、家畜防疫対策会議を開催し、次の3点の取組を決定したこと。
① 養鶏農家への早期情報提供
② 養鶏農家からの異常の有無の確認
③ 更なる防疫対策の徹底
■ 危機管理部から、以下の点について説明を行った。
・ 食鳥処理場に対する情報提供及び消毒の徹底
・ 相談窓口の設置
■ 各部局から、本事案に対する取組について報告を受けた。
■ 最後に、危機管理部から、次のとおり各部局に指示した。
【副部長指示事項】
・ 的確な情報把握に努め、「高病原性鳥インフルエンザ」を、本県で「発生させない、持ち込ませない」
ように全力を尽くすこと。
・ 全庁一丸となって対応することが極めて重要であり、各部においては、次の取組を徹底すること。
① 養鶏農家での早期発見や届出、飼育衛生管理基準の遵守、消毒の徹底、野鳥等の侵入防止対策等、
防疫措置体制を徹底すること。
② 食鳥処理場に対する防疫体制の指示を徹底すること。
③ 死亡野鳥の取扱い等、県民の皆様への広報をしっかり行うこと。
④ 広域対応を求められる事案であることから、四国・中国地区及び関西広域連合での連携、
情報の共有に努めること。
・ 県民からの相談について、所管する部局において、直ちに相談体制を構築するとともに、
県民の皆様に対し速やかな情報伝達を行うなど、不安の払拭に努めること。
【部長指示事項】
・ 高病原性鳥インフルエンザが国内で発生するのは3年ぶりであり、一度、発生すれば、
社会経済に与える影響は深刻である。本県で「発生させない、持ち込ませない」ことが重要であり、
防疫体制の徹底を図ること。
・ 農林水産部を中心に防疫体制を構築するとともに、庁内全ての部局において、万一、
本県で発生した場合に備えて各部局の業務の洗い出しを行い、事あるときには、スピード感を持って対応すること。
・ 迅速で正確な情報収集と県民に対する情報提供に努め、根拠のない情報によって社会的な混乱や
風評被害を生じさせないよう努めること。
以 上
添付資料