危機管理連絡会議の開催結果について
以下のとおり、危機管理連絡会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。
1 日 時:平成25年10月4日(金)17:30~17:40
2 場 所:県庁4階405会議室
3 出席者:危機管理部副部長、危機管理政策課長、各部局主管副課長 ほか 計17名
4 協議結果
(1)協議項目
高知県安芸郡東洋町の甲浦地先における猛毒の巻貝(アンボイナ貝)の確認について
(2)協議結果
■ 農林水産部から、次のとおり説明があった。
・アンボイナ貝は、イモガイ科の巻貝の一種で猛毒の針を持つ。
・10月1日頃、高知県東洋町甲浦でエビ網により2個体捕獲されていた旨、
購入者である姫路市立水族館が確認し、本日、県に情報提供を受けた。
・基本的に南方系の貝で、沖縄県沖や鹿児島県沖が主な生息地。
・毒針に刺された場合、コノトキシンという神経毒により、20分ほどで、血圧の
低下や呼吸困難といった症状が現れ、重篤な場合には死亡に至ることもある。
・万一刺された場合には、一刻も早く心臓に近い所を紐などで縛り、毒を吸い出し、
医療機関で受診すること。
・まずは、触らないことが大切なので、見慣れない貝は触らず、万一刺された場合
には、症状の有無に関わらず、毒を吸い出すこと。
■ 最後に、危機管理部副部長から、次のとおり指示した。
・隣接する高知県東洋町で、猛毒を持つアンボイナ貝が確認された。
・多くの県民にとっては未知の危険生物であるので、
庁内での情報共有を行うとともに、関係機関への周知を行うこと。
・とりわけ農林水産部においては、水産関係の方々への周知・広報を行うこと。
以 上