食品工場及び業務用厨房施設における一酸化炭素中毒事故の防止について

2012年9月3日

 近年、食品工場及び業務用厨房施設において都市ガス及び液化石油ガスの消費設備による一酸化炭素(以下「CO」という。)中毒事故が発生しています。平成24年は8月時点で、既に4件(死者0名、症者26名)発生しているほか、平成23年は13件(死者0名、症者41名)発生しています。これらの事故原因は換気が不十分で、消費設備が不完全燃焼を起こし、COが発生したものです。
 このたび、原子力安全・保安院から、食品工場及び業務用厨房施設におけるガスの消費設備によるCO中毒事故を防止するため、下記の事項について、ガスの消費設備の使用者及び管理者に対して注意喚起がなされましたので、お知らせします。

                    記

1 ガスの消費設備の使用中は必ず換気(給気及び排気の両方)を行うこと。特に夏期、冬期等冷暖房機を使用する時期においても、室内でガスの消費設備を使用する際には、必ず換気を行うこと。

2 ガスの消費設備の使用者及び管理者は、ガスの消費設備の使用開始時及び使用終了時に当該設備の異常の有無を点検するほか、1日に1回以上、ガスの消費設備の態様に応じ、当該設備の作動状況について点検し、異常のあるときは、当該設備の使用中止、補修その他の危険を防止する措置を講じること。

3 ガスの消費設備及び換気設備は、日頃から手入れをすること。特に台風、地震、積雪等の自然災害後は当該設備の異常の有無を点検し、異常のあるときは、当該設備の使用中止、補修その他の危険を防止する措置を講じること。また、停電中は、換気扇及び給排気設備が作動しない場合があるので、停電中にやむを得ずガスの消費設備を使用する場合は、窓を開けて換気をする等の措置を講じること。

4 排気ガス中に含まれる油脂等を有効に除去するために排気取入口に設置されるグリス除去装置(グリスフィルター)や、悪臭防止のために排気ダクト内に設置される脱臭フィルター等は、使用し続けると油脂等が付着して目詰まりを起こし、十分な換気量が確保できなくなることから、当該フィルターの定期的な清掃又は交換を実施すること。

5 万一の不完全燃焼に備えて業務用換気警報器の設置が望ましいこと。

 

【添付資料】

EmJVN食品工場及び業務用厨房施設における一酸化炭素中毒事故の防止について(441KBytes)

 

【参考サイト】

経済産業省原子力安全・保安院ホームページ「産業保安のお知らせ」(2012年8月27日)

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