チリ地震津波に関する避難動向調査について

2010年12月21日

本年2月に発生したチリ地震により、本県沿岸部に「津波警報」が発せられました。
 本県では、阿南市、牟岐町、美波町及び海陽町が「避難勧告」を発令し、地域住民に避難を促しましたが、避難率は低く、そのあり方に課題を残したところです。
 このため、避難勧告が発せられた地域に居住する住民を対象に、対象地区の自主防災組織や自治会(町内会)を通じて、避難行動等の実態を調査しました。
 調査結果は、今後の地震防災啓発のほか、地域住民への情報伝達の検討や、「徳島県地震防災対策行動計画」の後期期間に向けた改善見直しなど、南海地震対策の着実な推進に反映します。

1 調査方法
(1)調査対象
  阿南市、牟岐町、美波町及び海陽町において避難勧告が発令された地域に居住する住民を対象とした。
(2)配付 575件
  対象地区の自主防災組織や自治会(町内会)を通じて各世帯に配付・回収した。
(3)回収 538件
  回収率 93.6%
(4)調査期間
  平成22年5月6日~6月20日

 

【添付資料】

調査結果の概要(210KBytes)

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