危機管理会議の開催結果について

2010年12月18日

危機管理会議
危機管理会議

次により,徳島県危機管理会議を開催致しましたので,お知らせいたします。

1 日時:平成22年12月18日(土)20:30~20:47
2 場所:県庁3階特別会議室
3 出席者:政策監,危機管理部長,各部局主管課課長,各関係課長ほか 計22名

4 協議事項
● 鳥取県米子市で死亡したコハクチョウからH5N1亜型の強毒性鳥インフルエンザが検出されたこと及び富山県のコブハクチョウから高病原性鳥インフルエンザH5亜型陽性が検出されたことを受けた対応

 鳥取県及び富山県の状況を確認した後,前回の島根県での発生を受けた危機管理会議(12月2日)以降の対策の実施について関係部局から報告を行った。

〈主な報告事項〉

自然環境課からの報告
・ 12月2日から現時点まで,死亡野鳥4羽の検査を行ったが,全て陰性であった。
・ 日本野鳥の会徳島,猟友会,鳥獣保護員へ,再度,監視の強化を行う。
・ 検査試薬の確保など,死亡野鳥の検査体制の強化を図る。

畜産課からの報告
・ 12月3日から8日まで,家畜保健衛生所職員により,県内全養鶏農家の立ち入り検査を実施した。
・ 防鳥ネットを含め,防疫体制の不備があった農家に対しては改善指導を行い。現時点で,改善は完了している。
・ 県が購入した消石灰については,全養鶏農家への配布を完了している。

その後,政策監から以下の指示事項があった。

 政策監指示事項 

① 養鶏農家に消毒の徹底と注意喚起を行うこと。
② 養鶏農家の野鳥対策を徹底すること。
③ 野鳥対策を徹底するため,監視パトロールの強化,検査キットの準備を行うこと。
④ 県民の不安解消のため,ホームページを通じた情報提供や,相談窓口の活用。さらに,家禽を飼養している動物園や市町村への情報伝達を行うこと。
⑤ 「発生させない・持ち込ませない」気概を持って対応すること。

【注意】鶏卵,鶏肉を食べることにより,鳥インフルエンザウイルスが人に感染することはありませんので,安心してください。

 

【参考サイト】

【農林水産省/鳥インフルエンザに関する情報】
【環境省/高病原性鳥インフルエンザに関する情報】

 

お問い合わせ

危機管理政策課
危機管理担当
電話:088-621-2708
ファクシミリ:088-621-2987