国民保護訓練を開催しました

2009年2月20日
国民保護訓練

2月4日、徳島県国民保護共同訓練(図上訓練)を国との共同により県庁で行いました。内容については以下のとおりです。

1 実施日時
  平成21年2月4日(水)13:00~16:20

2 訓練実施場所
  徳島県庁11階講堂
松茂町役場(但し、町緊急対処事態対策本部設置訓練のみ)

3 主な訓練項目
(1)徳島県緊急対処事態対策本部の設置・運営訓練
(2)緊急対処事態発生時の徳島県の初動措置(情報収集・報告・各機関との連携)訓練
(3)事態認定前の救命・救助や負傷者の搬送等の大規模事故への対処手順の確認
(4)事態認定以降の徳島県緊急対処事態対策本部における情報収集、状況判断、意思決定及び緊急対処保護措置を行う上で必要な対処訓練
(5)徳島県緊急対処事態対策本部から関係機関等への情報伝達訓練

4 参加機関
  内閣官房、消防庁、陸上自衛隊、海上自衛隊、自衛隊徳島地方協力本部、
  徳島海上保安部、大阪航空局徳島空港事務所、徳島県、徳島県警察本部、
  松茂町、徳島市、鳴門市、徳島市消防局、板野東部消防組合、
  徳島空港ビル株式会社、徳島県内全市町村・全消防機関(※情報伝達訓練に参加)

(訓練参加人数 約160人程度)

5 概要説明

  訓練は、徳島空港(松茂町)でテロ集団による爆発が起こり、多数の死傷者が発生、さらに爆発物・サリンと見られる液体物が近隣の高速バスターミナルで発見されるといった想定のもとで実施されました。開始直後からさまざまな情報が電話・FAXなどで舞い込むなか、国・県警・自衛隊・松茂町など関係機関と情報交換・連携しながら、負傷者に対する救命救急の手配、周辺住民の避難実施要領の作成などを行いました。また、飯泉知事を本部長とする「県緊急対処事態対策本部」を設置し、各事項の対応策について意思決定を行うとともに、県民に対しては知事からテレビを通して冷静な対応を呼びかけました。
 今回は、参加者にあらかじめ詳細なシナリオを示さない「ブラインド方式」であったため、参加者らは実際さながらの緊張感のなかで、迅速な対応に迫られました。
 この訓練で明らかになった課題についてはしっかりと検証し、危機事象が起こった場合に県民の皆さんの「安全・安心」を確保できるように、しっかりと備えてまいります。

 

【参考サイト】
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